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小江戸鏡山酒造さんに行ってきました

2015/04/28
埼玉川越の復活蔵、小江戸鏡山酒造さんに行ってきました。

蔵の名前に「小江戸」とついているように、元々城下町として大変栄えた地域に小江戸鏡山酒造さんはあります。
今も歴史のある街並みを残した観光地として年間600万人以上の人が来るそうです。
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残念ながら生憎の雨でした。
晴れていたらもっとゆっくり見たいところでした。


小江戸鏡山酒造さんはこのメイン通りから一つ中に入った通りにあります。
元々は別の場所に蔵があったのですが、再開する際に現在の場所に移ったそうです。
蔵には小売店もあり、その外観がこちらです。
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建物も新しく建てられた蔵なので綺麗な建物です。

しかしよく見ると醤油の文字もちらほら・・・。
実は再開するに当たって良い水の使える場所を探していたところ、醤油蔵さんが敷地を提供してくれたという経緯があるそうです。
そのため蔵のすぐ隣では当然醤油を造っており、醤油蔵と一体になっている様な見た目でした。
もちろん菌の関係から建物は完全に独立しており、管理も気を使っておりました。
他にもガラス工房などもあり、蔵見学もしてるようですので近くに行かれたらフラリと寄って楽しい蔵だと思います。


今回蔵を案内して頂いたのは営業部長の五十嵐昭洋さんです。
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新しく再開した蔵のため蔵人さん達も若く、平均年齢は30代前半とのことです。
蔵全体に若い活気があふれる様に感じ、五十嵐さんも気さくにお話をしてくださいました。

そして蔵自体は非常にコンパクトにまとまっています。
右手に倉庫や麹室などがありもう少し広いですが、これが蔵のほぼ全景です。
広さ的には弊店の店舗の二倍くらいでしょうか?
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「ウチより小さい蔵とか無いんじゃないですか(笑)」とは五十嵐さんのお言葉

タンクは何と小仕込みのタンクが6本のみ、これで全部だそうです。
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そんな環境のため一度の仕込で造れる量は少なくなってしまうそうです。
全体の生産量としては400石程だそうですが、何度も仕込むことになるため9月頃から6月くらいまで酒造りをするそうです。
お伺いしたのは4月の中頃でしたが、この日も仕込みをしていました。
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ちょうど米が蒸しあがったタイミングでした。
放冷気という機械でお米を冷ます作業です。
この日仕込んでいたのは40%の山田錦純米大吟醸とのことでした。

一度に仕込む量が少なく長期間の造りとなりますが、代わりに一つ一つの造りを丁寧に見れるというメリットもあります。
特に小江戸鏡山酒造さんの仕込みの量は他の酒蔵と比べても大変少ない量です。
純米大吟醸などの一部の特別な酒でしかやらないような仕込み量で全てのお酒を造っています。
全てのお酒をここまで手をかけて造る蔵はまず無いと思います。
また「彩のみのり」、「さけ武蔵」など地元の米を積極的に使い川越ならではの、そして自分たちならではの酒を造りたいという思いも強くありました。


観光地にあり、行って楽しい見て楽しい蔵でもあります。
しかしそれだけではなくしっかりと酒を造る若い情熱を感じる蔵でもありました。
川越に行かれる時がありましたら是非立ち寄ってみられるのをオススメします。

最後になりましたがお忙しい中お時間割いて頂いた五十嵐様、蔵の皆様ありがとうございました。
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